08/08/09 北海道ツーリング1日目

 今年もやってきました!夏休み。今年はお盆の行事もないため、いつもどおり北海道へのツーリングを企画する。
 今年のコンセプトは「鉄道が通っていた町、通るはずだった町」。廃線跡、未開通路線をたどるルートを計画した。結果、北海道の北部の、観光地でも何でもない僻地ばかりをめぐるルートとなった。北海道へのIN/OUTは旭川空港と決め、2か月前にはAIRDOの航空券を手配した。
 その後宿の検討をし、町内温泉の宿泊部をメインとし、また、後半、しまださん・ロボさんたちと合流する計画もたてた。

8/9(土) 旭川空港-旭川CR-深川-江部乙 晴時々曇 66km 地図
(文:千穂 補足:呼人)
 出発当日、旭川へ出発する飛行機はAIRDO-33便。10時40分発と少し遅めである。そのためか、朝に比べれば滑走路は空いていて、それほど遅れることなく離陸した。よい天気で下界がよく見える。北海道への手前、下北半島もくっきり見え、5月のツーリングのときに走った道を見渡すことができて、気分はますます盛り上がった。
 この日、北海道は曇りかな?と思っていたのだが、道内上空に入っても快晴、富良野の丘陵がはっきりと見える。旭川空港に12時半に到着した。

 この日の昼食は、機内でお弁当としていたので、自転車を組立て、すぐに出発。空港西側の道道68号線で東神楽町から旭川市に入り、西神楽の丘の上の道を行く。飛行機の中では「快晴」のように見えたが、実際には、時々厚い雲がかかり、太陽を覆い隠す。


 丘から下り、富良野線の踏切を渡って国道237号で一路旭川方面へ。最初の目的地は「道の駅あさひかわ」。3年前にも訪れたところである。道の駅スタンプ帳はすっかり恒例で、今回も2冊購入した。今回のルートでは軽く10箇所以上を回れそうである。それと、今回は「カントリーサインマグネット」をコレクションすることに決めた。常に何かを集めたがる私である。このマグネットで冷蔵庫の扉を埋めたいものだ。


 旭川の中心部には行かずに両神橋で美瑛川を渡り、国道12号で滝川方面へ向かう。ちょっとした丘を越えるところに優佳良織工芸館と雪の美術館があった。
 R12バイパスと合流後すぐ右折し、伊納大橋で石狩川を渡ると、ひっそりとした所に伊納駅がある。ここから旭川サイクリングロードへ入る。ここは思い出の地。21年前、富良野で出会ったばかりの茅沼氏と、レンタサイクルで走ったところだ。……なのだけれど、21年も経ったら、あまりよく覚えていなかった(^^;


 このサイクリングロードは函館本線の旧線で、石狩川に沿って、木漏れ日の中をゆく。ここ数年はトンネルの安全性や落石などで通行止めだったが、今年復活したとのことで、工事箇所があちこちに見られる。途中で何組か旭川から往復してきたのであろうサイクリングの人たちとすれ違った。
 春志内休憩所を過ぎ、鉄道時代のトンネルを抜け、旧神居古潭駅場内へ。プラットホーム跡等老朽化が進んでいたが、駅名標は昔のまま、駅舎はかえってきれいになっていた。


 サイクリングロードは神居古潭から先に続いている。トンネルを抜けると、渓谷から平野へと変貌する。函館本線と2kmほど並行するとサイクリングロードの終点、道道57号に出る。なんということのない田んぼのはずれ。けれどもここはよく覚えていた。家の中を探せばどこかに、ここで記念撮影した21年前の写真があるはず。
ということで、当時の写真を見ると道道は工事中だった。ちょっとだけ記憶が戻った。


 ←21年前の写真
 深川へ向かうまっすぐな道道を行く。このころから、走っている頭の上にのみ、黒い雲がかかるようになる。遠くはよく晴れているなのに。なんだか、雨雲の動きにあわせて走っているみたいだ。
 それでも広々とした道路と、広々とした田圃は北海道ならではの景色。「ああ、今年も北海道に来たんだなあ、北海道はいいなあ」と実感する。内地に比べ稲の穂はずいぶん早く育っていて、すでに頭を垂れ始めている。


 納内の街を抜け、次の深川駅前を左折。深川橋で石狩川を渡り、R12との交差点が「道の駅ライスランドふかがわ」。初日なので、ここまで50キロという距離のわりには疲れを感じ、ちょっとお腹がすいたのでシュークリームのおやつとする。ひとつは黒米入りシュークリームとのことで色が黒かった。最近、黒米を使った食料品が多いように思う。美味だった。


 今日のラストは滝川市の江部乙まで、淡々と国道12号を下るのみ。雨雲はなかなか頭の上から離れてくれず、半そでで走っていると「涼しい」というよりも「肌寒い」ぐらいで、最後には、なんとぽつぽつと雨が落ち始めた。滝川市に入り、ようやく道の駅たきがわに到着。

 今日の宿「えべおつ温泉」は道の駅からほんの1キロ程度だった。大正時代に開業した古い温泉宿。江部乙駅前にあるが、市街地以上に駅前はさびれていて、まるで町はずれのような雰囲気だ。


温泉宿もとても古い感じの湯治風の宿で、飾りのほどこされた階段には味わいのある年季が感じられた。
食事は朝晩とも家庭的な和食。1泊2食6,900円で、まずまずの内容であった。

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